Windows用 メールソフト 【 POPFile 】

POPFile(メールソフト)
POPFileはベイズ理論(これまでの発生頻度から将来の発生頻度を予測する考え方)に基づき、
SPAM(迷惑)メールをフィルタリングするソフトウェアです。
初めのうちはどれがSPAMメールかどうか学習させる必要がありますが、かなりの高確率で判別するようになります。


◆POPFileのダウンロード、インストール方法につきましては、下記ホームページをご参照下さい。

http://popfile.sourceforge.net/manual/jp/installing.html
※2005年11月現在の最新バージョンは0.22.3です。バージョンがあがる場合もあります。


【POPFileの設定 ( Outlook Express ) 】
ここではOutlook ExpressでPOPFileを使用するように設定します。

Outlook Expressを起動し、メニューバーの「ツール」→「アカウント」をクリックします。

 

「インターネットアカウント」のウィンドウが開きます。
「メール」タブを選択し、「アカウント」一覧より、インターネット高知のアカウントを選択し、
右側の「プロパティ」をクリックします。

 

「サーバ」タブをクリックし、下記のように設定します。

 
変更前
変更後
●受信メール po.i-kochi.or.jp 127.0.0.1
●送信メール mail.i-kochi.or.jp mail.i-kochi.or.jp
●アカウント名 ※お客様のユーザID
(例では xxx としています。)
po.i-kochi.or.jp:※お客様のユーザID
(例では po.i-kochi.or.jp:xxx としています。)
●パスワード ※ご契約時にお客様がお決めになった
  パスワード
※ご契約時にお客様がお決めになった
  パスワード

 

後は、POPFileに学習させることで、メールを振り分けるようにしていきます。

※POPFileを起動していないと、メールは配信されず、メールソフトは正常にメールサーバと接続することができません。必ずPOPFileを起動しておいてください。

 


【メールソフトのフィルター設定 ( Outlook Express ) 】
Outlook Expressの場合は、メールのフィルタリングをバックグラウンドで行うことができる「X-Text-Classification」
ヘッダーを 使うことができません。
POPFileの設定で「件名の変更」を「ON」にして、件名を使ってメールを振り分けるように設定します。

 

POPFileをインストールした時点では、どれがSPAMメールに該当するのかわかりません。
POPFileを起動し、「履歴」タブをクリックし、「spam」に分類してほしいメールを見つけ、「spam」を選択し、
「再分類」をクリックします。

 

「spam」に分類されたメールは件名に[spam]を挿入するように設定します。
「バケツ」タブをクリックし、「件名の変更」を「ON」にします。

 

これで、「spam」に分類されたメールは、件名に[spam]がつくようになりました。

 

Outlook Expressでメールの振り分け設定を行います。 (あらかじめ「spam」というフォルダを作成しておきます。)
メニューバーの「ツール」→「メッセージルール」→「メール」をクリックします。

 

「新規のメール ルール」のウィンドウ画面が開きます。
「件名に指定した言葉が含まれる場合」と「指定したフォルダに移動する」に チェックを入れると、
ルールの説明の部分に、
 件名に指定した言葉が含まれる場合
 指定したフォルダに移動する
が追加されます。

 

「新規のメール ルール」のウィンドウ画面で「指定した言葉が含まれる」をクリックし、編集を行います。
「単語の入力」ウィンドウで下記のように設定を行い、「追加」をクリックします。

 

この状態で「OK」をクリックします。

 

「新規のメール ルール」のウィンドウ画面に戻り、「指定したフォルダ」をクリックし、編集を行います。
「移動」のウィンドウ画面で「spam」フォルダを選択し、「OK」をクリックします。

 

設定が完了したら、「OK」をクリックします。

 

これで、POPFileで「spam」に分類されたメールは、Outlook Expressでメールを受信した場合、「spam」フォルダに
メールが移動されます。

 

 


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